チョコレート嚢腫 生理痛の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
昨年6月頃より生理痛がひどくなり婦人科を受診。恐らく子宮内膜症で右卵巣が2.8センチ位のチョコレート嚢腫ではないのか?とのことでした。子供も欲しかったので不妊検査をしたところ特に異常がなかったので、タイミング指導を受けながら自然妊娠を目指しました(その間婦人科より出された漢方を服用)。
半年程経った今年1月の受診時に、チョコレート嚢腫が5センチ位になってきたので、手術をすすめられました。その婦人科紹介の大学病院では術前に偽閉経法という更年期の強い症状が副作用として出てしまうホルモン療法を行うとの事でしたので紹介を断り、新しく探した大学病院で3月末にMRIを撮ったところ、6.8×4.8×5.8という大きさにまでなっており6月中旬頃手術をする予定です。
そして、子宮内膜症の事を色々とネット検索している時に見つけました。昨年春に胃を壊し、内科で出された薬が合わず(頭痛や体のかゆみ等) 数回薬を変えてもらい、体に合ったのが 「六君子湯」でした(西洋薬も同時に服用)。症状も大分改善したので、漢方は自分に合うということは実感してました。子宮内膜症のせいなのか、とにかく疲れやすく気力が沸かず・・・ という慢性的な不調による焦り・イライラ・不安感に加え 「手術」という重い現実。お値段が張るので二の足を踏んでいたのですが、改めてHPを読んでみると、「養生生活」という言葉が、とても明るい響きに聞こえてきました。
振り返ればそれまでの私は食事といえば洋食系にケーキ。就寝時間は12時過ぎと 不摂生な事ばかり。お食事チェックしていただけるのも魅力で、30代後半に入った自分の体を生活を再構築しよう!!と始めてみる気になりました。
初回のカウンセリングの時には「胃腸が完治していないので、まず胃腸を改善しましょう。」という事で胃腸の働きを助けてくれる漢方からスタートしました。飲み始めて2週間位で改善し、軟便・下痢が普通便に。
その直後の生理は1月中のお正月気分の抜けない食事が災いしたのか、生理痛は以前と変化はなかったですが、食事チェックも合格し(熊谷様には大変お世話になりました)、次の生理時には痛みが今迄を10とすると2くらいのレベルに軽減し、痛み止めも使うことなく終わりました。いつも生理痛の激痛の始まる前には足が冷えてホカロンをはさんでいても全然温まって来ないのですが、その冷えもほとんど感じることもなく過ごせました。こんなに早く結果が出るとは本当に驚きでした。
子宮内膜症は痛い事が本当に辛く、病院からも基礎体温表とは別に「痛みの手帳」を渡され、毎日付ける様に言われています。私は5センチ以上になってから相談に行きましたので手術はやむ得ないと思っていますが、「痛み」が軽減された事は本当にありがたいく思っています。また、体調を良く聞いて色々と相談に乗って頂ける場があるという事は、本当に心強いです。いつもありがとうございます。今後共宜しくお願い致します。
(36歳)
胃腸が弱くお腹の中がすごく冷えておられ、不調からの不安定感ストレスがたまっている感じでした。
胃腸を整え、体をあたためながらリラックスすることに加えて、がんばって毎日努力された養生生活の効果があり、生理痛は2ヶ月でよくなられました。
顔色や肌のつやも明るくなり、本当に良かったです。チョコレート嚢腫の方は手術ですが、今後再発しない体づくりと妊娠対策にむけて、また一緒にがんばっていきたいです。
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